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都市のイメージ

こんにちは、増田です。

久々の更新になってしまいました。
バタバタと忙しくしている間に、あっという間に12月です。

クリスマスが近いこともあり、表参道では毎晩イルミネーションの試点灯が行われています。
ピカピカの並木道はやはり綺麗です。

そういえば表参道の通りには、看板の明かりがとても少ないんですよね。
だからイルミネーションも、尚更キレイに見えるのでしょうか。
街としても、中の様子が分かるショーウィンドウがたくさんあるので、看板はあまり必要なさそうです。

表参道と比べると、隣町の渋谷はものすごい看板の量です。

看板といえば、景観に悪いとか、装飾的とか、商業的とか、
ネガティブなイメージを持たれることが多い気がします。

しかし渋谷という街では、その看板が「渋谷らしさ」を生む重要な要素であるような気がしています。

しぶや

建築が数十年という長い期間で残るのに比べ、看板は数日、早ければ数時間で張り替えられます。
街中を埋め尽くし、次々に張り替えられ、どんどん風景を変えていく看板。
炭酸水の広告だったところに、翌日は芸能人が貼られる、という脈絡の無さ。

そんな光景はネガティブというよりむしろ、
エネルギッシュさ、あらゆる物事や活動を受け入れる懐の深さなど、
建築だけでは作れない魅力や表情を生んでいるような気がします。

普段ネガティブに捉えてしまっている街の要素が、
実はその街の魅力や「らしさ」をつくっている重要な存在になっているのかもしれません。

そんな風にいつも過ごしている街を見直してみると、また違った風景に感じるかもしれませんね。

増田

川崎建築

こんにちわ、金沢です。

自分は川崎市出身なのですが、
最近工場夜景クルーズなるものを川崎市が運営していると聞きました。

都心ではあるけど、
東京と横浜に挟まれてるためそこまで大都会感もなく、
むしろそれらを支えるためにあるような川崎。
ある意味脇役・・・

その象徴としての建築が工場だと思います。
夜も大都会を支えるために動き続ける工場。
そんな脇役の輝きが人を魅せるものとなるのは嬉しい限りです。

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建築は地域の象徴となりえるか?、社会を変えれるか?
なんて難しいことは分かりませんが、
少なくとも工場で川崎は変わりそうです。

では、金沢

モノを選ぶこと

こんにちは、飯田です。

一人暮らしをするようになってモノを買う機会が一段と増えてきました。
食材から日用品、大型家電や家具。抑えられるところは知恵を振り絞ってコストダウン。
アクセントとしてちょっと頑張って買ったりします。

特に旅先で収集したテキスタイルや小物などは圧倒的な存在感で日常の風景を一新してくれます。

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そのアクセントが生活に馴染んでいくことで、生活のスタンダードが向上していくように思います。
選ぶモノに不思議な二面性を感じます。例えば、とても良い靴を買ったらその人のイメージが変わり、
一方その人は歩き方など姿勢を意識します。

そうやって成長していく、きっかけとなるモノに価値を感じます。

設計の仕事では、モノを選ぶ機会がたくさんあります。
ドアなどに付く金物類から設備といわれる水周りなど。
これらが異なれば、日々の生活の風景も大きく変わってくると思います。

何をコストダウンし、何をアクセントとするか、シーンをイメージする、、
日々の生活を向上していくモノ選びの提案を心がけていきたいものです。

外身と中身

こんにちは、増田です。

代々木上原から表参道事務所に引っ越してきてから、はや一ヶ月半が経ちました。

表参道は、朝も昼も夜も、お洒落な格好をした人達で溢れています。
いいなあと自然に思える格好から、飛び抜けて奇抜でビックリする様な格好まで、本当に色んな人が居ます。
その中を歩く度に、「自分は浮いていないだろうか」と、今日の自分の服装をじっと見て考えてしまいます。

ファッションというのは本当に難しいですね。

自分が良いと思う服を来て、しかし人からどう見られているかも気にして、
かつ暑さ寒さに適応する機能性も重要で。

色々な要素が凝縮されて一つの格好が出来上がっていると思うと、まじまじと眺めてしまいます。

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建築にはそれぞれ持ち主がいて、その人がその建築の中で楽しく過ごせるように、建築は設計されます。
でも一歩玄関を出てみると、自分の家もみんなが見ている街の風景の一部、公共のものなんですよね。

建築が建つ事でご近所さんが困る事もあれば、その街の風景が一気に良くなったり、
家の見た目をきっかけにご近所さんと話が弾んだり。

建築が一つ建つだけで、内側も外側も、色々な事が起きます。

自分らしく、それでいて皆にも愛される建築。
建築を考えるのもファッションを考えるのも、似ている部分がありますね。

どちらを考えるにしても、外見と内面、上手く両立したいものです。

増田

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