思考

植物と建築の共生

こんにちわ、金沢です。

 

わたくしごとなんですが、最近観葉植物を買いたいなぁと思いまして・・・

ベタですけどやっぱり、植物のふにゃふにゃーとした、あの自由気ままな形を見てると癒されますよね。

 

でも考えてみると、それは鉢だとか動かないものが近くにあるから、

植物のその形が際立っている気もしています。

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建築も動かないものなので、うまいこと植物の自由気ままな形を際立たせたいと思います。

あわよくば逆の発想で植物が建築のよさを際立たせることも狙いつつ。

 

では

金沢

其処此処に積もるもの

こんにちは原です。

空間が、その人にとって特別な価値を帯びることがあります。

観光地とはまた違って、それらは其処此処に存在し得るものです。

告白された校舎裏とか、前に住んでたアパートとか、小説に出てきたコインランドリーとか、アイドルが来店したラーメン屋とか…etc

 

種類は色々ありますが、あと付けされた物語によって空間はその価値を高くしたり低くしたりします。

何の変哲も無い風景でも、残って欲しいと思えるものになる可能性だってあります。

 

Evernote Camera Roll 20140517 114621

 

怖いのは、何の価値も覚えられないことです。

自分の設計したものが将来、いい物語の中に存在してくれたらなと、そう思います。

 

 

あいだ

こんにちは金沢です。

 

ウォークマンになるスマホとか、3色ボールペンとかみたいに別々のモノをまとめたものって便利ですよね。

でも、実はそういうまとめたものが自分は苦手で・・・

 

苦手というか、

別々のモノがある時に生まれる <あいだ> が好きなんですよね。

そこから何かが起こることもあったりして・・・

IMG_20130617_230504

まとめることで便利になるのもいいんですけど、なんかもったいないというか、さみしい感じがして・・・

 

だから、建築でも部屋と部屋、人と人との <あいだ> をどうつくるかを考えていきたいと思います。

 

では

金沢

 

 

 

 

トウキョー #01

こんにちは、スタッフの原です。

先日、初めて東京のまちを自転車で回りました。

すると、今まで全くと言っていいほど無かった、方角や位置関係の感覚が自分の中に出来上がっていくのを感じました。東京のイメージが空間として立ち上がってきたのです。広がっていく世界…。久々にちょっと興奮してしまいました。

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それまでの東京は、駅を中心に広がる街がそれぞれチューブで繋がっているような、ぶつ切りな印象でした。これは鉄道システムが作り上げた空間イメージなのかもしれません。駅があって線路があって、その上を電車が通っている。私たちはそれに従って空間を行き来している。移動中は電車の中なので、なかなか「広がり」を意識することが出来ません。人の言う東京の閉塞感はこういうところから作り上げられているのかもしれませんね。もちろんそれだけではなさそうですが…。でも僕は、これも一つの在り方だと思っています。それぞれの街が白昼夢みたいに感じられて、なかなか面白いです。

自動車が通る「道路」というのも何かしらのイメージを作り上げているはずです。

色々と考えてみる余地がありそうですね…。

では、このへんで

木。もしくは…

こんにちは川本です。

 

先日、部屋の片づけをしていたのですが

ずっと育てている植物を見てふと思いました。

 

バランスが悪い…

鉢に対して伸びすぎております。

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もうかれこれ4年程育てているのですが、いつの間にこんなに伸びてしまったのでしょう。

ちょっと揺れただけで折れてしまいそうです。

でもちょっと思ったのですが、これはどこまで大きくなったら「木」になるのでしょうか。

「植物」と「木」の間、その変わる瞬間がなんだか気になりますね。

見かたによっては既に「木」なのかもしれないです。

これもまたスケールの話しになってしまいますが、日常の中にそんなふと思うことがたくさんありますね。

いつか「木」になるまで、大事に育てていきたいと思います。

 

では

川本

 

 

 

 

 

感覚

こんにちは川本です

 

最近進めていた大きな住宅の案が少しまとまり始めてきました。

僕が初めにイメージしていた構成とは違う建ちっぷりにまとまっていきましたが

とても気持ちのいい住宅になりそうです。

普段扱う大きさとのギャップがあるだけにスケール感をつかむのが大変でしたが

図面や模型をつくっていてもなんだか住宅ではないものをつくっている感覚になってしまいます。

ある意味僕はその感覚を楽しみながらスタディをしていました。

じつは昔からスケールの狂う感覚が好きで、身の周りの物がふとした瞬間違うものに見えたり

もし自分が小さくなったら、、、などと考えることがあります。

それをテーマに仕事をしているわけではないですが、今回の仕事では少しそんな感覚を楽しんでしまいました。

なかなか扱う機会が少ない規模の住宅なので、少しでも楽しみたいと思います。

 

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ちょっと座ってみたい。

 

ではまた。

 

川本

 

 

 

 

 

手がかり

川本です

 

先日、街に対してどのように建築を提案していくか についてのブログを書きましたが

今日はその続きを

建築をつくるとき、その街や周囲の状況を読み込んで構想を組み立てていくのですが

その周囲から得る「手がかり」がなかったらどうでしょう。

僕の個人的な考えかもしれませんが、「何も無い空間」に建築をつくってくださいと言われたら

何もつくれないのかもしれません。

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そう考えると地面があって、空や風があるだけでも大きな手がかりに思えますね。

いや、もしかしたら、、、「何も無い」ということも手がかりなのかもしれないです。

 

川本

 

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