自然のちから

ワイナリー計画地のエントランスあたりにある、藤の木です。樹齢100年以上たって複雑にからまっています。なんとも形容しがたい、消化しきれないような自然のちからの存在感と、ここに新たに立ち上がるクリアな形式と構成をもった建築との相乗効果がどのようなものなのか、悩ましく考えています。その形容しがたいけれども素直に心が躍る、気持ち良く揺さぶられる感覚を建築でも求めたいと思います。