建築を通して

こんにちは、山口です。

本日houseOのお引き渡しがありました。
夏に工事着手してからあっという間に時間が経っていました。

この住宅は新人の設計スタッフと新人の現場監督で担当させていただき、
お互いわからないところを共有したり、悩みながらもいろんな方の知恵をお借りしながら進めてきました。
毎朝現場からの連絡で仕事が始まるようになる中で、
「山口さん、外観めちゃめちゃかわいいですよ!」
と足場がとれた連絡が監督から興奮気味でが来たことがありました。
ただ足場がとれた連絡ひとつでも現場を楽しんでいる様子が伝わってきてこちらもわくわくしてたのをものすごく覚えています。
そんな新人監督とひとつの現場を通して、意見をぶつけ合いながらも共に成長できたことは本当によかったです。

また工事が進み完成へ向かう打合わせの中でお施主様と
「ここでこんな風に過ごしたい、こんな暮らしができる」といった希望が現実に近づいていき
それを喜んでいただけたことが何より嬉しかったです。感無量でした。
設計から暮らしを考えることの大切さを実感させていただきました。

今回初めての実施設計監理通して、建築を設計することの楽しさと共にたくさんの人の知恵によって
建築が成り立っていることを改めて実感しました。大工さんから設備屋さんまで多くの職人さんと知恵を出し合いながら工事が進み、
より良い住宅になったのではないかと思います。
現場から連絡が来ることも、行くこともなくなるので寂しさもございますが
これからはお施主様に住まわれることによって、よりよい住宅になっていってほしいです。

SONY DSC

公園に桜が咲く季節にまた伺いたいです。

山口

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