外身と中身

こんにちは、増田です。

代々木上原から表参道事務所に引っ越してきてから、はや一ヶ月半が経ちました。

表参道は、朝も昼も夜も、お洒落な格好をした人達で溢れています。
いいなあと自然に思える格好から、飛び抜けて奇抜でビックリする様な格好まで、本当に色んな人が居ます。
その中を歩く度に、「自分は浮いていないだろうか」と、今日の自分の服装をじっと見て考えてしまいます。

ファッションというのは本当に難しいですね。

自分が良いと思う服を来て、しかし人からどう見られているかも気にして、
かつ暑さ寒さに適応する機能性も重要で。

色々な要素が凝縮されて一つの格好が出来上がっていると思うと、まじまじと眺めてしまいます。

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建築にはそれぞれ持ち主がいて、その人がその建築の中で楽しく過ごせるように、建築は設計されます。
でも一歩玄関を出てみると、自分の家もみんなが見ている街の風景の一部、公共のものなんですよね。

建築が建つ事でご近所さんが困る事もあれば、その街の風景が一気に良くなったり、
家の見た目をきっかけにご近所さんと話が弾んだり。

建築が一つ建つだけで、内側も外側も、色々な事が起きます。

自分らしく、それでいて皆にも愛される建築。
建築を考えるのもファッションを考えるのも、似ている部分がありますね。

どちらを考えるにしても、外見と内面、上手く両立したいものです。

増田

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