時間

初めまして、増田です。

今年の春から、スタッフとして建築設計に携わらさせてもらっています。
どうぞよろしくお願いします。

働き始めると、時間の流れを意識する瞬間がたくさんあります。

電車を待っている時、納期に追われている時、集中して作業をしている時。

一定に流れているはずなのに、長く感じて得したり、あっという間に感じて焦ったり。
その感じ方は、身を置く状況によって様々です。

でも損得に関わらず、時間の流れを感じる瞬間は、
私達の生活をとても豊かで濃厚なものに感じさせてくれている気がします。

あかり

では、目に見えない時間というものを、どうやって感じ取っているのでしょう。

その昔、とある建築家は言いました。

「人が時間を感じるという事は、何かそれと共に変化する媒体を介して感じるという、相対的なものである。」
媒体…うーん難しい事言いますね。

私達の身の回りにあるもので言い例えると、
時計の針の動き、定期的になる学校のチャイム、電車の往来、ドラマの始まりと終わり、などなど。
実はそこら中にころがっています。

太陽の光もそうかもしれません。

24時間365日変化し続ける太陽の光を上手く取り入れた建物は、
ただ部屋が明るいというだけでなく、
時間の流れもドラマチックに感じさせてくれるのかもしれません。

毎日、毎時間、毎分、毎秒、少しづつ表情が移ろう建築。

そんな飽きない建築がつくれたらいいなと思います。

増田

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